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先生と呼称
2022/9/29 呼称と先生
結論 「先生」と呼ばれる職業は、立派な方が多い 一方で、人の上に立つ人間であると勘違いしている人も多い 呼称の重要性 Yahoo! ニュースに、大阪府議会で議員の事を「先生」と呼ばないで、という議案が ...
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診療看護師と医療への貢献
2023/4/25 診療看護師(NP)
結論 診療看護師は、日本では医師補助的な役割 当然、処方権や手術などもできない 現行の法制度下で行えることは、内科的な使える知識の習得が優先されてもよい 外科的な手術助手などは、本来外科医だけで成り立 ...
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院外心停止後の血圧目標【2022 NEJM】
2022/9/1 心停止後、血圧
院内心停止と院外心停止 院外心停止と院内心停止では、行うことは同じですが分けて考える必要があります。 なぜ分けるのかというと、そもそもの前提が異なるからです。 院外心停止は不整脈が多い ...
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心臓外科手術時の輸液はリンゲル液か4%アルブミンか【2022 JAMA】
2022/8/25 アルブミン
アルブミン vs クリスタロイド論争 アルブミンと生理食塩水を中心とした、細胞外液(クリスタロイド)論争はずーっと続いています。 アルブミンとクリスタロイドの論争に終止符をうった研究が、SAFE研究で ...
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抜管後のハイフローセラピーは再挿管を予防できるか【AJRCCM】
2022/8/24 ハイフローセラピー
気管挿管の転機 気管挿管が必要な患者さんがとる転機は一般的に2つか3つあります。 1つは、治療がうまくいって抜管に至る 2つ目は、治療がうまくいったと思って抜管したけどいろんな原因で再挿管 3つ目は、 ...
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利用可能性ヒューリスティック
2022/8/6 行動経済学
ヒューリスティック(heuristic) アルクのWebで検索すると”発見的な・経験則に基づいた”という日本語に訳されます。 つまり、自分の経験のことです。パターンとも似ているような気がします。 人々 ...
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【読書】最高のがん治療 津川友介・勝又範之・大須賀覚 著
2022/7/28 がん
この著者は、まず医療経済学分野で有名な津川先生です。原因と結果の法則などでもクレバーな文筆で、その分野においての研究を調べ尽くされていると感じました。世界一シンプルで科学的に証明された食事でも同様に、 ...
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【読書】ボクはやっと認知症のことが分かった 長谷川一夫 著
2022/7/28 読書
ほぼ全ての医療者と、認知症に関連する一般の方も、長谷川式認知症スケールのこはご存知だと思います。もはや、伝説のような印象でしたので、大変失礼とは存じますが、まだご存命であることすら知りませんでした。名 ...
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【読書】「がん」にならない方法を教えてください!
2022/7/28 読書
リンク はじめに 著者の三上治先生は、がんの患者さんを1万人以上診て来られた、がんのエキスパートのようです。著者の意見が多数反映されているとは言え、エキスパートオピニオンとして読むには、医療者にとって ...
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【読書】頭が毒入りリンゴになったわかものと王国の話
2022/7/28 読書
結論 歴史は繰り返される 本来、歴史とは繰り返さないために学ぶ バッポンテキカイカクが、まさに必要 新型コロナウイルス感染症も、感染症という観点からは対策は同じ はじめに リンク この本の著者は、岩田 ...