システム

パソコンを修理しない企業に未来はない

結論

  • 職場のパソコンは壊れたら即修理
  • 壊れる場合は、原因を追求し対策する
  • 壊れたパソコンを使い続けるのはコスパが悪い

パソコンは現代の仕事の中心

パソコンが普及してから時代は流れ、もはやパソコンの時代は終焉するような勢いです。

パソコンの代わりに台頭してきたのが、スマートフォンやタブレットなどの簡単に操作できるデバイスです。

当然パソコン以外のデバイスでも使いこなせればよいのですが、パソコンのようにアウトプットする作業は難しくなります。

文章をアウトプットするには、パソコンのほうが使いやすいはずでしたが、最近はタブレットとの差もだいぶ埋まってきています。

そのあたりは、各個人の使い方次第で使い分ければよいと思います。

医療機関では、電子カルテはもはや導入していない施設を探すほうが難しいです。

電子カルテも当然、パソコン作業が中心になります。

仕事の多くの時間を注ぐカルテですので、パソコンが使えたほうが効率が良いということになります。

パソコンの調子が悪いと業務効率は極端におちる

パソコンは、時を重ねるごとに新しくなります。

その差を実感することは、素人には難しいかもしれません。

目安としては3年程度と言われています。

3年経っても、ネット検索程度でしたら全く余裕で使えます。

スマートフォンは毎日使うものですので、多くの人は2-3年で買い替えを行っていると思います。

買い替えの要因としては、バッテリー問題などもあります。

つまり、パソコンもスマートフォンと同じく、毎日使い倒す必要があるということです。

毎日使い倒せは、自ずとスペックの高いパソコンを使わなければならなくなります。

数秒も積もり積もれば、膨大な時間になります。

投資を実践している人は、無駄遣いをせずミニマリスト的な思考の方が多いです。

1日150円のジュースを購入するのと、自分で水筒を持参する場合は7日間で1050円になります。

4週間で約4000円、年間約5万円ということになります。

この5万円を小さいとみるか、大きいと見るか、その視点が問題です。

時間も同じく、毎日小さな積み重ねこそが、時間的コスト削減等に寄与することになります。

先進的な企業はITにコストを注ぐ

たとえばリクルートという会社は、GoogleやAmazonが行おうとしていたことを先取りしていたとされています。

企業の天才という本にかかれていましたが、当時世界に数台しか無いパソコンを導入しています。

そのお金の出どころは、求人費用ということが書かれていたように記憶しています。

つまり、高価な道具があるところには、優秀な人材が集まるということです。

一般的なことを行っている施設の場合は、普通の人材しか集まりません。

どこにお金をかけるべきか、そしてその道具を使いこなせる人材を育てることが出来るのか、というのは現代においても変わらない視点です。

わたしの組織では、パソコンの多くが壊れています。

もうすぐ買い換える予定だからといって、キーボードが反応しないパソコンが半数以上を占めています。

どこにお金をかけるのか、というのは繰り返しになりますが、人件費以外のIT関連に注ぐべきというのが個人的な意見です。

人にお金をかけるのもありですが、人の場合は人により仕事ぶりが異なります。

多くの人材のボトムアップを図る上で、デジタルデバイスの購入は「投資」になり得ます。

投資とは、複利に代表されるように、現在のお金よりも多くの利益を生み出すデバイスとなり得るということです。

パソコンが壊れる場合

座って事務作業、というシチュエーションの場合は壊れることは少ないですが、電子カルテのように持ち運びながら使うシチュエーションでは壊れることがよくあります。

最もパソコンを壊しているのは、看護師さんです。

これは、看護師の業務量が多いのと、看護師の業務とパソコンの組み合わせが悪いからです。

ノートパソコンを小さなテーブルに乗せて、点滴や紙の書類などが山のように載せられています。

これでは壊れるのも当然です。

そして、看護師さんは凶器もたくさん持っています。

ボールペン、水、ハサミ、点滴などなど、パソコンにとって危ないものがたくさんあります。

これらの理由により、病院のパソコンは多く壊されてしまっているのが現状です。

当然、壊れるのであれば次善の策や改善策が必要になります。

けれども多くの人たちは、今あるものでなんとかしなければならない、という考えになりがちです。

そのまま、新しいパソコンを購入してもらい、そしてまた壊すという繰り返しになりがちです。

そして、壊れる件数がふえることで「もう新規には購入しません」となり、自分たちの業務負担がより増えるという悪循環に陥ります。

これからの時代は、患者さん周辺に持っていくデバイスは、スマートフォンタイプかタブレットタイプが相性がよいと思います。

タブレットでも、キーボードを使えば文字を打つことはできます。

仮にキーボードが壊れた場合でも、キーボードだけの交換で済みます。

そして、凹凸もないので拭きやすく清潔の観点からも良いです。

さらに、動画や写真が撮れるということも大きな利点です。

今の状況と1時間後の状況は異なります。

さらに、ドレーンの性状や人工呼吸のグラフィックモニターなど、経時的に推移する状況を写真で比較出来ることは、より客観的な指標になります。

例えば、呼吸音は今までは自分の耳でしか実感できなかったものが、近年では録音機能などを用いて再現することも可能です。

教育的な観点と、1つの事象を同じ視点で捉えるということからも非常に重要です。

けいれんも同じく、動画に収めることでどのようなタイプの痙攣だったのか、というのはナースにとっては非常に見方になってくれます。

近年では、コロナ病棟を中心とした遠隔診療も行われるようになってきており、今後ますます拡充していくべきです。

まとめ

  • 企業でパソコンを使用している場合は、なるべく新しいものを使う
  • 壊れているパソコンは、即修理する
  • 壊れたまま使い続けるのは、その間のコスパが悪くなる
  • パソコンは、シチュエーションにより最適解が異なる
  • その場所に応じたデバイスを使用できるようにする

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