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結論
- 立って行うほうが作業効率が上がる
- そして、健康的
- 座っている時間が長くなるほど、死亡率が上がるという研究結果もある
- とはいえ、病院の電子カルテを立って書くのは難しい・・
事務作業イコール座ってやるもの?
事務作業は、椅子に座って行うというのが一般的です。
一般的というだけであって、「しなけばならない」というわけではありません。
別に、立って事務作業を行っても良いはずです。
例えば、画像を一日中見ているといっても過言ではない放射線科では、読影用のデスクがスタンディングデスクというのは見たことあります。
けれども、病院の病棟の電子カルテが立って作業出来るようなスペースは用意されていないのが現状です。
座ってしまうと、少ない電子カルテが空かない
座って作業を行うことの弊害が、ずっとカルテの前に居座れるということです。
これが、立位の場合だと途中で休憩したくなりますので、電子カルテを使う人のローテーションも起こりやすくなります。
病院の電子カルテを立って書けるようになれば、作業は効率的になるのではないか、というのがわたしの仮説です。
当然、立って作業を行えない人もいますので、スタンディングデスクを少なくとも半分程度は導入してほしいと思います。
職員も健康的になるはずです。
スティーブ・ジョブズもウォーキング会議を行っていた
もう一つの利点が、立つということは知らず知らずのうちに下肢の筋肉を使っています。
歩いたりするのがホントは良いのですが、立つだけでも筋肉を使っています。
心臓に血液を戻すためには、3つの要素があるとされています。
心臓より高い部位は重力、下肢の場合は筋ポンプ作用、もう一つは胸腔内の陰圧です。
単純に歩くことで、クリエイティブな発想が生まれることがあるとされています。
それは、歩くことで脳への血流がよくなり、脳がより活性化するからなのかもしれません。
iPhoneの生みの親でもある、スティーブ・ジョブズ氏もよく歩きながら会議を行っていたと聞いたことがあります。
現代では、多くの人は運動不足と肥満が問題になっています。
そのためにも、病気を扱う病院だからこそ健康を意識することは大切なことなのだと思っています。
健康の観点からは、売店で売られている多くのものは体に悪いものですし、病院の食堂で出されるランチも身体によいと言えるものではありません。
自宅の場合は、スタンディングディスク1択
職場では、当然ですが大勢の人が働いていますので自分の好きなように模様替えなどはできません。
ましてや、おいそれとスタンディングデスクなど使える訳もありません。
そのため、という訳ではないのですが、自宅ではなるべく立って作業したほうが良いです。
スタンディングデスクは色んな所で話題になっていますので、机がある人でも是非新規に購入すべきです。
わたし自身、言うほど使い倒している訳ではありませんが、コロナ渦を契機に購入しました。
結論、多くの時間を立って作業しています、
もちろん、椅子も購入しましたがあまり使っていません。
椅子自体もそれほど高価なものを買ったわけではありませんが、当初は座っている時間が長いのであれば、良い椅子を購入しようと考えていました。
睡眠は最優先と言われていますので、マットレスにお金を使う感覚と同じです。
けれども、立って作業するのであれば椅子はそれほど使わなくなりますので、高価な椅子を買う必要性は無い、と言うのがわたしの現時点での結論です。
スタンディングデスクの良い点は、疲れたら椅子に座って作業出来るという点も良い点です。
さらには、子供用としても使えます。
特に子供は年を重ねるたびに大きくなりますので、サイズが合わなくなってきます。
わたしは子供もの頃、くるくるメカという机を使っていましたが、そんなのとは比較にならないほど現代の机は使いやすくなっています。
まとめ
- 電子カルテに限らず、立って作業するのはおすすめ
- 健康的にも立って事務作業を行うのはよい
- 自宅では、スタンディングデスクがおすすめ