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結論
- そろそろ電話以外の連絡手段があってもよいのでは
- Todoなどは、むしろメールのほうが見返せるのでよいかも
病院内での連絡手段
病院においては、通常連絡手段はPHSになります。
PHSは通常、どこで何をしていても鳴ります。
これが、当直中で救急車当番などの連絡であればよいのですが、そうでない連絡も割とあります。
例えば、トイレでもPHSは鳴ります。
そのまま対応する人もいれば、電話に出ない人もいますし、後で掛け直しますという人もいます。
病院内では、電話は緊急時のみにすべきと個人的には思います。
とはいえ、わたしが忙しく勤務しているわけではないのですが。
とにかく、電話の欠点は相手の時間が何をしているかに関わらず奪ってしまうことにあります。
個人的意見ですが電話は嫌い
わたしが電話を嫌う理由は、意識高い系の人が言っているからとかではありません。
単純に、どうでも良い内容が多いからです
そして、電話が鳴れば多くの医療従事者は、目の前の業務を一旦中止して電話対応します。
通常電話が鳴れば、とらなければならないという認識にかられているのがそもそもの問題です。
特にPHSの呼び出し音を、コール音にしている人ではずーっとなり続けるので、関係ない人が電話に出たりもします。
マナーモードかコール音か
PHSの場合、大きく分けて2種類の呼び出し設定ができます。
PHSに限らないのですが(笑)。。
当然ですが、マナーモードとコール音での呼び出しです。
マナーモードの場合は、通常自分だけが電話の着信に気づきます。
このタイプの人は、時と場合により電話を無視して後でかけ直すという選択肢も持っている気がします。
一方、コール音の場合はうるさいので、電話に出ざるを得ないという状況を強いられます。
だから、個人的にはマナーモードをおすすめしています。
他人への弊害にもなるということは、患者さんへの弊害にもなるということです。
特に集中治療室でのモニターの音などの騒音は非常に問題になります。
せん妄の原因とも言われています。
そのため、PHSはマナーモード限定という施設もあるようです。
わたしはコール音は耳障りという、ナイーブなタイプです。
繰り返しになりますが、患者さんにもそのような方は当然いらっしゃるということです。
医療者は何かしらしていますが、患者さんは基本的にやることがありません。
その結果、一部の患者さんは電話の音やモニターの音には敏感にならざるを得ないのです。
病室内の騒音にはもっと、気を配るべきです。
騒音に気を配っている医療従事者は、プライバシーへの配慮も手厚いような気がします。
関係ない人が電話に出ることはあり?
PHSのコール音が鳴ると何がまずいかというと、多くの人は無視できないということです。
PHSにせよ、備え付けの電話にせよ多くの医療従事者は、反射的に電話が鳴り続けていると電話に出てしまいます。
このあたりは賛否あるでしょうが、わたしの場合はあまり電話にはでません。
その電話に責任が取れる場合は出ても良いでしょう。
けれども、関係ない人が電話に出て伝言を頼まれたとしても、責任を取れるかどうかはわかりません。
そんなのありえないという人もいるかもしれませんが、電話とはそのくらい人の時間を奪います。
そして、責任の取れない電話に関しては、言った言わないの水掛け論となる可能性すら生じます。
それなら、最初から出ないほうが良いということになるのかもしれません。
現在病院で勤務されている方にとっては、電話くらいとってよ、と思うかもしれませんが責任問題になりうるので電話に出ないという選択肢をとるというのも「あり」だと思っています。
他人の前で大音量で話し出す人
電話の弊害は、例えばカンファレンス中に他人の事など考えずに大声で喋りだす人がいます。
一般的なマナーとして、人が話している状況ではその部屋を出るなり、邪魔にならないように話す努力をする事が必要だと思います。
電話が来たら出なければいけない、という認識がそうさせているのかもしれませんが、少しだけ気を使っても良いでしょう。
特に、若い医師に多いような気がします。
病院内でも情報伝達に文字媒体を使うのはあり?
看護師さんは、例えば不足している点滴などがあれば、カルテの申し送り欄に記載してくれたりします。
この場合の問題点は、カルテを開かなければそのコメントはわからないということです。
そして、カルテを開くときは自分が何かしら情報を収集したり、記載したりといった他の目的があります。
そのため、看護師さんからの指示を見落とす可能性が生じます。
だったら、LINEなどの媒体を使ったほうが余程効率的な気がします。
電話はホントに人の時間を奪います。
そして話が長い場合は、結果的に何を話したのかわかりません。
読み手か聞き手かの問題もあると思いますが、人の時間を奪っているという認識は持つべきです。
まとめ
- 病院内での連絡手段がPHSだけというのは、あまりにも制限されている
- どうでもよい内容でも、看護師にとっては仕事を阻害している可能性もあります
- だからこそ、文字媒体を使い効率的で効果的な業務を検討しても良いように思います