結論
- 結局Titleはあったほうが良い
- いろんなつながりが増えるという利点もある
- ただし、能力と相関するのかは人による
Titleとは
Titleとは、いわゆる資格の事です。
資格といっても、看護師にとっての資格は国家資格はほとんどありません。
看護師にとっての国家資格は、助産師と保健師くらいでしょうか。
その他は、ただの資格といえばそれまでです。
今回は、Titleの定義は学位や学会認定の資格なども含めています。
学位の影響
学位とは、認定看護師では取れないものになります。
学士(大卒)を除けば、大学院を履修することで、得られるものです。
認定看護師は、人によりますが、とても活躍されている方がたくさんいらっしゃいます。
その一方で、学位を持っていても活躍されていない方もいます。
これは、人により多様性があるためだと思います。
学位取得の影響は、客観的に認められることがあります。
その他には、人脈が広がることも挙げられます。
人脈が広がる事での利点
これは、認定看護師でも同じかもしれませんが、人脈が広がることでいろんな依頼が舞い込んできます。
能力がない人であったとしても、学位を取得されているというだけで、一目置かれる存在であることも事実です。
とはいえ、臨床を長年やってきた看護師さんには、学位なんて言っても全く通用しません。
彼・彼女らは、東京大学でも近くの私大でも、臨床的に決断の早い人だけが、認められる存在になります。
もっとも、臨床的にデキる人というのは、出身大学とかは関係ないとは思います。
ただ、長年働いている看護師さんには、総合的に判断していただきたいと心より感じています。
そのため、なのかはわかりませんが活躍されている看護師は、自施設以外に自分の活躍の場所を求める人も多いように感じます。
〇〇専門医
これは、医師の領域の話になるので、詳しいことはわかりません。
特定の診療科に所属すると、必然的に専門医の取得が望まれます。
とはいえ、多くの病院では給与が変わるなどの変化はないと聞いたことがあります。
専門医を取得したところで、医師であることに変わりはありません。
だた、世間一般的な信頼性が上がるとは言われています。
そのため、というわけではないでしょうが、ほとんどの医師は専門医を取得しているように思います。
これは、看護師においても同様です。
Titleという観点からは、同じ看護師でも、〇〇専門看護師のほうがインパクトはあります。
学位はお金になるか
一般的に、手当がつく認定看護師のほうが少ないように思います。
お金にならないのに、なぜ進学するのか?
それは、給与のためとかではなく、自分のため以外に他なりません。
進学するだけで、病院によっては休職扱いになります。
2年間で、ざっくり1000万円ほどの給与所得が削減されます。
それなのに、私立の場合は300万程度は、学費がかかるとされます。
この300万円をペイできるかどうかと言うのは、自分次第です。
自分の将来像が描けている人は、これだけの金銭をペイできる可能性が高いです。
けれども、多くの人はペイできないと思われます。
2年間で1300万円のマイナスになります。
資格をとって働いたとしても、給与自体は同じになったとします。
なんのために進学したのか、わからなくなる人もいると思います。
働き方により給与へ反映するのはどうか
個人の働き方は、人それぞれです。
人それぞれとはいえ、個人により病院経営への寄与度は異なります。
本来は、貢献している者ほどたくさん給与をもらうべきです。
これでは、働いただけ無駄になると考えるのは自然の摂理かもしれません。
そうなると、社会主義的な考え方になりますが、なるべく手を抜いて働こうと思う人もいるでしょう。
だからこそ、病院の上層部は成果を提示し続けている人に対しては、せめて給与として反映させるべきだと思います。
まとめ
- Titleはあったほうがよい
- 認定看護師は、Titleの1つではあるが
- 学位というのであれば、大学院(修士・博士)のほうがおすすめ