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結論
- 臨床現場では検索性が重要
- EvernoteからNotionへの移行もあり
- 論文もNotionのほうがまとめやすい
- 学生や教職員の場合は、アップロード無制限のProが無料
Evernote
今まで、メモアプリといえばEvernoteでした。
最近は、Evernote以外にも選択肢がたくさん増えてきていますが、Evernoteユーザーは多く、使いやすいと言えるでしょう。
わたしも、Evernoteの有料版を使っていますが、有料の恩恵を現状受けているのか疑問です。
Evernoteを使う理由は、検索性だと思います。
適当にEvernoteの中に放り込んでおけば、キーワードさえ自分のわかりやすいものを設定することで、検索は容易です。
これを検索エンジンのであるGoogleで検索すると、Hitする件数が膨大なので、ある程度絞り込んだなかで自分だけの検索エンジンを作れるというのは利点です。
ただ、使い倒している人には使いやすいのでしょうが、結構使いづらいです。
階層化なども、馴れないと難しいですし、直感で全体を見渡すという観点からは難しい様に感じています。
そして、最近はアップデートを繰り返し、立ち上がりが致命的と言えるほど遅くなっています。
立ち上がりが遅いということは、メモアプリにとっては結構な弱点になります。
Notion
Notionの場合は、わたし自身もまだほどんど使えていません。
ほとんど使えていませんが、なんとなく使いやすいと感じています。
NotionもEvernoteと同じく課金をすることで、アップロード容量が無制限になったりとサブスクリプションとしては同じシステムです。
Notionのほうが、やや安いようですが、似たようなものだと思います。
Notionの場合は、Proというアップロード無制限のプランが学生や教職員の場合は無料です。
エバーノートの場合は、学生で半額ですので、Notionの上位プランを無料で使える人は多く存在することになります。
たとえば、エバーノートの場合は論文を領域ごとに分けて放り込んでいました。
腎臓の領域であれば、医学→腎臓→急性腎傷害といった感じで下位階層が作りづらかったのですが、Notionはこの辺が非常に使いやすく感じています。
通常、論文はMendeleyやZoteroなどを代表として他、いろいろなデータベースがあります。
ただ、無料で使えるのは制限があります。
論文を執筆する上では、引用文献の記載などに必須となりますが、臨床的に使う分にはNotionで十分です。
Notionはとにかく、全体を見渡しやすいですし、ファイルの容量制限もないので読み終えた論文とこれから読むものなどの分類も同じくわかりやすいです。
これは、読書の記録をYoutubeやブログで紹介されている方がたくさんいますが、論文も同じということです。
検索性もよさそうなので、エバーノートを続ける意味があまりなさそうな気がしています。
ただし、現時点では使い始めたばかりですので、これから様子を見ていく必要がありますが。
エバーノートのコストである、年間5800円の経費削減を様子をみて行う予定です。
使っていくうちに、改めて使いやすさを検証してきたいと思います。
まとめ
- エバーノートは立ち上がりが遅い
- Notionは全体を見渡しやすい
- Notionは、学生教職員は上位プランのProが無料
- 論文の整理にも、おすすめ(執筆のリファレンスを除く)