この著者は、まず医療経済学分野で有名な津川先生です。原因と結果の法則などでもクレバーな文筆で、その分野においての研究を調べ尽くされていると感じました。世界一シンプルで科学的に証明された食事でも同様に、これらの著書は医療者以外でも必読といえるものであると思います。今回も、その文才を発揮されており、多方面からがん治療・予防に向けての情報を発信されております。
勝又範之先生は、日本ではまだ少ないがんの総合診療ともいわれる、腫瘍内科のパイオニアといえる方だと思います。わたしのようにがんの分野ではなくとも、知っており正しい情報を積極的に発信されていると思います。
大須賀覚先生は、名前は聞いたことあったのですが、元々脳神経外科医で、現在は基礎研究でがんに関わっておられる先生のようです。
これら豪華執筆陣の得意とするものを、うまく融合させたものが本書になります。文字も大きいですし、とても読みやすくわかりやすいです。最高のがん治療というタイトルですので、目新しいものがあるのかと思いきや、終始標準治療に徹している点がとても好感が持てました。普通メディアに台頭する医者というのは、たいていおかしなことを言って、そのおかしな事に対し医療者の反論や、一部の国民の同意や反論があってメディアという舞台では成立しています。現在のCOVID-19でメディアに顔を出される先生方の多くは、正しいものとは言えない診断方法を推奨していたりします(最も未知の感染症ですので、明確な正解は無いのだと思います)。そういう観点からは、人によっては面白味がないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。真摯に医療に向き合っている方々の著書というのは、根拠に基づく医療を学習された方であればわかります。医療現場には、魔法の薬(Magic bullet)は落ちていません。医療現場で行うべきは、標準治療ですので、その標準治療とは何か、という部分より本書の紹介をしていきたいと思います。
Contents
用語について
本書では特に言及されていませんが、本書では「がん」と記載されています。
一般的には、「がん」はがん全体を示す用語です。
つまり、固形がん・非固形がんの血液のがん・肉腫など悪性腫瘍全体を示す言葉です。
「癌」は固形がんの事で、最も一般的ながんですので、漢字の癌が使用されています。
白血病などには、血液の癌という使用はされず、血液のがんという使い方になります。
デマの多いがん治療の分野
がんは日本人の2人に1人が罹患する病気と言われています。
以前は、がんイコール死という時代もあり、がんの告知が行われてこなかった時代がありました。
現代では、告知しないで治療するという事はなくなりましたが、治療を行わない場合では、家族より強い希望があり、告知をしない場合もあります。
けれども、本来自分の躰の事は知っておくべきことであるのに、患者さん自身を抜きに色々な決定ごとが決められるという事は、本来好ましくありません。
この話は、まだどこかで改めて行いたいと思っています。
がんに罹患すると、いままで連絡して来なかった親族から、オススメの治療法などが続々と連絡があると、冒頭に記載されています。
これらオススメされる治療法を伝えることの何が問題なのでしょう。
それは、正しい知識を持たずにいわゆる民間療法も含まれた知識を提供していることが問題なのです。
それも、その治療法が完全に正しいという前提で、まったくもって善意でその情報を提供しています。
医療全体に言えることですが、根拠というものがあります。
この根拠とは、多くは無作為化比較試験と呼ばれる試験により、創造されます。
しかし、勉強しない医療者はそれら最新の根拠などどこ吹く風で、自らの経験値だけを頼りに治療している姿は、決して珍しくなく日本の医療者の多くは実際にこのような根拠に基づかない診断や治療を行っているのでないかと思います。
これでは、善意を持ってデマを垂れ流す、親族と同じです。
やはり、医療のプロであるからには、正しい情報を持って、目の前の患者さんの病気に対峙しなければなりません。
このような医療者は、害と言えるかもしれません。
標準的な話が出来ませんし、医療の共通言語であるはずの、根拠の共有が出来ないからです。
やはり問題なのは、それが絶対に正しいと思い込む思考過程と実践ですので、人の話を聞くなどの基本的な態度がまずは必要なのだと思います。
結局の所、そのような医療者はこのような本も読みませんし、読んだとしても読むだけで実践しようとはしません。
さらには、反論ばかり協働出来ないこともしばしば見受けられます。
それはさておき、次にの話題に移りたいと思います。
臨床研究のフェイズについて
臨床研究は大きく、3つのフェイズがあります。
フェイズ1は、動物実験などでの仮説を作ります。
仮説ですので、その数も膨大で世界中で基礎研究やラットなどの動物を使用した研究が行われています。
フェイズ2は、フェイズ1で結果を残す可能性が高いと思われたもの(薬)だけが進める狭き門です。
フェイズ2では、フェイズ3に向けた安全性や、研究の前の研究ともされる、解析に用いるためのパワー(検出力)の計算などにも用いられます。
フェイズ3では、一般的には最終的な試験になります。
このフェイズ3の多くは、無作為化比較試験という現時点では最も根拠の高いと言われる試験手法になります。
例えば新薬に対する試験だと、2つの群に分けて片方は新薬、もう片方は現行薬といった具合に分けて、比較する方法です。
この試験で、統計学的に有意差をもって新薬のほうが優れていた場合は、新薬は市場でドル箱とも言われる売れる薬になります。
けれども、有益な結果を残せなければ、そもそも薬自体の承認が降りません。
そうなると、研究までの長い道のりに使用されたときに数百億円ともされる費用は水の泡となってしまいます。
そのため、製薬会社が絡んだ研究は特に慎重にその結果を吟味する必要があるとされています。
フェイズ4という段階もありますが、この段階は市販後調査になりますので、安全性の再確認が主な目的です。
そもそもフェイズ3まで勝ち残れるということは、勝算があっての事ですが、臨床試験とは生理学的に正しいものであっても、全く異なる結果が出ることが多くありますので、やってみないとわからないのです。
標準治療
本書で何度も何度も出てくる標準治療についてです。
標準治療とは、真摯に医療を行っている方々であれば、とても理解出来るものであると思います。
これは、各施設が最も頻用している治療法の事ではありません。
現時点で最も客観的効果が科学的に示された治療法の事を、標準治療と呼んでいます。
医療とは確率論ですので、最も多くの集団に効く薬や治療をかけ合わせて使用していくのが現在のスタンダードです。
今後は、遺伝子解析も進み、テーラーメイドな治療も行われてくると思いますが(実際現時点でも一部行われています)、現代の治療方法の標準はランダム化比較試験に代表される研究結果の臨床へのアプライということになります。
標準治療を語るうえで欠かせないのが、ランドマークスタディです。
例えば、ガイドラインを左右するほどの結果を残し、現在の臨床で行っている治療のもととなる研究結果の事です。
これらランドマークスタディは、メジャージャーナルと呼ばれるものに掲載されます。
臨床系ですと、NEJM、The Lancet、JAMA、BMJなどの雑誌になります。
ですので、臨床家は例えば「この治療は○年のNEJMに○らが行った研究でーー」という会話がしょっちゅう聞かれます。
研究結果と臨床実践は表裏一体なのです。
それを、一般的に「根拠に基づく医療」と呼ばれています。
ですが、根拠のある研究結果全てが臨床実践に応用可能かといわれると、そこから先は目の前の患者さんの状態に併せて最良の医療を選択して行くことになります。
本書でも、緩和ケアの事などが科学的に記載されています。
患者さんは一律ではない
ある研究結果をもって、全ての人に効果を示すわけではありません。
がんの領域は詳しくないのですが、生存期間中央値と言われるものでが主要な結果として利用されています。
本書ではこれらを家電に例えて紹介しています。
家電は、作られた時期が同じで同じように作られていますので、個体差があるとはいえ、必然的に同じ頃に同じような故障がおこります。
しかし人間では、過去の育ってきた環境など含め、遺伝的な素因など、一律に揃える事は困難ですので、中央期間生存値という一言で、患者さんの生命予後を完全に規定すべきではないとされています。
保険収載イコール標準治療
日本は世界に誇る国民皆保険制度です。
その保険を利用するためには、保険に収載された薬剤しか利用することができません。
以前は、根拠にまったくそぐわない小規模な研究結果のみを頼りに、日本の薬剤は承認されてきた歴史がありました。
現在でもそのようなものもあるのかもしれませんが、すこしずつ国際標準に近づいているような気はします。
その代表的なものが、日本独自の薬剤です。
日本独自の薬剤は、日本ではよいとして利用されていますが、実際に国際的に大規模な臨床試験を行った結果、効果が変わらないばかりか、有害である可能性すら示されている薬剤も承認されています。
それを、製薬会社はせっせとお金のために、効くかどうかわからないばかりか、有害である可能性のある薬を、この薬は効きますよーと言って売っているわけです。
購入するのは、医療のプロ集団である病院であり、医師なのですが、これらの関係者に根拠に基づく医療の知識が欠落していると、この薬はいいなーと言って購入してしまうのです。
これは、ほんとは安い壺を、有名な壺だと言って売り、購入しているのと同じ事です。
だから、製薬会社の話は時に有益な情報を得られるかもしれませんが、あまり有益な情報とは言えないところがあります。
購入し使用する医師も、自分のお金ではなく、国民の多大な税金により購入された薬を湯水の如く使用するという行為は、21世紀の現代ではそろそろ考える時期に来ていると思います。
がんの3大治療
- 手術療法
- 薬物療法(抗がん剤)
- 放射線療法
以上、3つが現代における、がんの3大治療とされています。
抗がん剤
全てのがんにおいて、何らかの効果を示すとされています。
抗がん剤が全く効かないがんはないようです。
抗がん剤の3大副作用
- 吐き気
- 脱毛
- 白血球減少
以上の3つが大きな副作用とされています。
吐き気に関しても80%に効果を示す薬剤の使用で、吐気で抗がん剤が使用出来ないということも、大幅に減少しています。
脱毛に関しても、最近頭部の冷却療法が効果を示しているようですので、これからどんどん広がってくるとされています。
白血球減少は、本人にとっては分かりづらい副作用なのですが、細菌と戦う免疫が落ちているということですので、重篤な感染症に罹患しやすくなります。
医療者は白血球が減少する時期を予測し、事前に対応する事で重篤な感染症に罹るリスクの減少に努めています。
腫瘍内科医
日本の腫瘍内科医は、1300人程度ととても少ないようです。
日本人の2人に1人ががんに罹患し、3大治療のうちの大きな柱である抗がん剤の使用を行うのも腫瘍内科医ですので、これは由々しき問題です。
日本で腫瘍内科医が少ない理由として、外科医が抗がん剤治療を行っているという点が挙げられています。
外科医の本業は、あくまでも手術療法です。
がんの3大治療法は、手術・抗がん剤・放射線でした。
放射線療法は、放射線科医が行います。
手術は外科医が行います。
となると、抗がん剤は腫瘍内科医が本来行うべき治療であると言えます。
例えばわたしの関連する領域の1つである集中治療室には、集中治療医という医師が活躍しています。
腫瘍内科医も、集中治療医と同じく、特別目立ったパフォーマンスを行うわけではありませんが、科学的根拠に基づく治療を行うことで、確実に患者さんのQOLを上げ死亡率改善効果に寄与していると重います。
集中治療も同じく、魔法の薬(Magic bullet)はありませんので、全体的に患者さんの状態を整えるのが主な仕事になります。
派手さはありませんが、確実に患者さんにとっては良いことをおこない、その結果も提示出来されています。
わたしが病気になった際には、
重症の場合は集中治療医のいる病院。
軽症の場合は、総合内科医のいる病院。
抗がん剤治療を受ける場合は、腫瘍内科医のいる病院。
での治療が希望です。
このような、マイナーともいえる、しかも横断的な(一部の領域に詳しいのではなく、幅広く臓器による区切りがない)診療科の医師達の得意技は、神がかった技を持っているわけではありません。
しかし、きめ細やかな治療をからだ全体さらには、その周囲である家族や退院後、それも6ヶ月後のことなどを考えて治療戦略を練っています。
特定の診療科の医師が出来ていない、というわけではありません。
このような、専門家達はきめ細やかですので、個人的には比較的安心して治療を任せることが出来るのではないかと思っています。
ドラッグラグ
ドラッグラグとは他国と比較し、根拠のある薬剤の承認が遅れることで、本来使用されるべき薬剤が使用出来ないということを示していました。
しかし最近はこの差(ラグ)も埋まってきており、0.4年とされています。
ちなみに、2006年は2.7年。
第4の治療;緩和ケア
がんの3大治療は、手術・抗がん剤・放射線でした。
4つめの治療として、緩和ケアが挙げられます。
緩和ケアなのに治療?と思うかもしれませんが、立派な治療なのです。
これは、緩和ケアの導入により、延命効果の可能性や症状の改善効果などが示されたことによります。
つまり、根拠のある治療法ですので、4番目の標準治療ということになります。
標準治療ということは、がんと診断された時から緩和ケア導入を積極的に検討しなければなりません。
緩和ケアというと、治療法がなく、痛みのコントロールのためにモルヒネを使い安らかに死を迎えるというイメージがあるかもしれません。
しかし、ここでの緩和ケアはもう少しアグレッシブです。
積極的に緩和ケアを早期から導入することで、最も重要な効果である、延命効果の可能性が示されていますので、3大治療以外にもやるべきことは多いのかもしれません。
先進医療
がんに対してもたくさんの先進医療がありますが、保険収載されたものもいくつかあります。
先進医療とは、先にも書いたように保険収載されていない治療ですので、イコール科学的根拠に乏しい治療ということになります。
積極的に用いる治療法ではない、という事だけは確かですが、先進医療のなかでも承認されるものもありますので、必ずしも良くないものとも言えないようです。
民間療法や自由診療での治療
これらには、全く科学的根拠が無いようですので、使用するべきではないといえます。
いいかえると、藁にもすがる思いで来院された患者さんから何の効果もない、薬剤を投与して、がんに効きますといっているのですから、もはや詐欺と同じです。
食事とがん
食事によりある種のがんのリスクを抑えることは可能ですが、罹ってしまったがんを緩和する効果はありません。
果物・野菜・全粒穀物・豆・ナッツ類が健康的なで科学的根拠のある食事です。
一方、赤い肉・加工肉・小麦粉など精製された(白い)炭水化物・脂肪分を含む西洋風の食事は死亡率が増加するとされています。
ここでの赤い肉とは、豚や羊など4本足の動物全てを含むようですので、良いとされている鶏肉や魚に可能な範囲内で代替すると良いのかもしれません。
アルコールも血管疾患には多少有利に作用するようですが、ことさらがんに関しては全く摂取しないほうが良いようです。
コーヒーも延命効果という意味では、程度問題もありますが、有益に作用します。
がんができる3大要因
- 外的要因
- 遺伝的要因
- 偶発的要因
の3つが主な原因とされています。
外的要因
外的要因ということは予防可能ながんともいえます。
- 喫煙
- アルコール
- ウイルス
が主な原因です。
喫煙は、肺癌をはじめ多くのがんの原因になりますし、アルコールも肝癌や食道癌などの原因になるとされています。
さらに、ウイルスの代表は、肝炎ウイルスによる肝細胞がんもありますが、HPVと言われるヒトパピローマウイルス感染症による、子宮頚癌・肛門癌・中咽頭癌などは、ワクチンで予防できるだけに、副反応の問題で社会問題化されています。
他には、紫外線による皮膚癌も有名です。
特に、オーストラリアなどではオゾン層の破壊により、多いとされているようです。
これらをまとめると、飲酒喫煙をやめて、HPVワクチンを摂取し、過剰な日焼けをやめれば、これらのがんはある程度予防可能です。
遺伝的要因
がんといえば、遺伝というほど遺伝の影響が強いとされていると思います。
けれども、遺伝の要因はそれほど強くないようです。
というのも、長生きするようになったために、がんの発症率が増え遺伝の要因が増えたと誤認されがちなようです。
偶発的要因
こちらも同じく、長寿によるある種のシステムエラーによるものです。
未知の要因でもあり、予防戦略は取りようがないです。
ただし、食道癌などはあついお茶を繰り返し飲むことで、損傷した部分の修復回数が増えて、がんになる可能性も否定はできませんので、そのあたりのリスクを下げることは可能かもしれません。
検診で予防可能ながん;5つ
- 胃癌
- 大腸癌
- 肺癌
- 子宮頸癌
- 乳癌
この5つのがんは、後述します検診により早期発見が可能なタイプのがんです。
あくまでも早期発見して、早期に治療を行うことで生命予後を改善させるのが目的です。
予防という観点からは、食事・ワクチン・喫煙習慣などを見直す事でも可能性は秘めていると言えます。
がんの進行速度;4種類
- 急速がん
- のんびりがん
- 超のんびりがん
- 進行しないがん
急速がん
検診は通常1年1回ですので、急速がんに対する効果はタイミングが合わなければ、予防効果はありません。
たまたま、がんが出来始めた直後が検診のタイミングだった場合は、ある意味運がよいのかもしれません。
幸いにも、進行が早いぶん抗がん剤が効きやすいとされています。
超のんびりがん
当然ですが、寿命よりもがんの進展する速度が遅ければ、そのがんは放置しても構わないでしょう。
このようなタイプのがんと年齢など総合的に判断して、がん放置療法とするのであれば問題ないのでしょうが、一緒くたにがんとしてしまうと、混乱してしまいますし、本来助かるべき人が助からなくなってしまいます。
のんびりがん
にんびりがんの代表は、胃癌・大腸癌・肺癌・子宮頸癌・乳癌です。
そうです、検診で予防可能とされるがんです。
つまり、年1回の検診でもよいとされるがんです(大腸カメラはもっと少なくてよい)。
そこそこの進展度ですが、早期発見することで治療可能ですので、これらの予防効果の示されているがんに関しては、年齢にもよりますが検診を受けたほうが良さそうです。
著書には検診に関しては特に言及してはいませんが、一般的にがんの主要な原因は加齢ですので、それぞれのがんで推奨されている検診を受けることで通常は良いと思われます。
メディアでは、若年者の乳癌等で死亡などのセンセーショナルな事象を報道し、その結果若年者の検診が推奨されるような報道がなされています。
一概にこれらの若年者での検診は悪いとは言いませんが、効率が極めて悪いです。
さらに、検査の回数が増えれば増えるほど、がんでは無いのにがんと判断されてしまうケースが増加します。
これは、統計学的な検査の欠点でもあり、自明の理でもあります。
結局は、より詳しい検査を行いがんではありませんでした、ということになることがほとんどなのですが、その間の不安など考えるとあくまでも個人的見解ですが、積極的に行うのはあまり良いこととは言えない気がしています。
まとめ
- がんの治療に特別なものはなく、標準治療が最も優先される
- 標準治療とは、保険収載されている治療法
- その他の治療法に関しては、根拠がないばかりか、金銭的にも時間的にも浪費に繋がり身体的負担も増加する可能性がある
- がんの3大治療は、手術・抗がん剤・放射線
- 予防可能ながんは5種類なので、検診を推奨
- 赤い肉や加工肉は避け、飲酒喫煙も避けたほうがよい
- 塩分少なめで肥満を避け、ナッツやオリーブオイル、全粒粉炭水化物などがリスクを下げる食事であり、寿命を伸ばす食事とされている