結論
- 看護師の場合、病院勤務だと超過勤務か夜勤で稼ぐしか無い
- 入ってくるお金が決まっているのであれば、出ていく量を調整する
- 少なくとも給与の10%は投資にまわす
給与を増やすには
看護師の場合自分の給与を増やすために常人が考えつく結論は、夜勤を増やす、超過勤務を行うといったところです。
体力のある人は、異なる病院での勤務も行っていたりもします。
一般的に看護師の仕事は、肉体労働ですので体力的にもきついものがあります。
そもそも、看護師の初任給は低くはありません。
ただし、昇給もあまりありません。
多くの若い看護師は、給与を全額使っていまいがちです。
もちろんそれが悪いとは言いません。
とはいえ、未来への投資も考える必要があるということです。
単純に、夜勤・超勤・アルバイトといった自分の体を使って稼ぐという体系から、少し視点を変える必要があります。
時間を味方につける
新卒看護師の場合、これから先少なくとも40年は働く必要があります。
40年といえば、長い道のりのようですが、何もしなければ気づけば40年ということにもなりかねません。
つまり、無理しない範囲内で未来への投資のことも考える必要性があるということです。
未来への夢想としては、結婚するとかマイホームとか、子育てとか色々あると思います。
ここの上げたものは、ごくごく一般的な場合です。
ある人は、留学したり、職をそもそも変えたり、先が長いということはいろんなチャレンジが可能になります。
自分への投資で英会話スクールに通うのもありですが、いくら自分磨きとはいえ、給与の10%は貯蓄や投資に回すと決めておけばよいだけです。
給与の90%で暮らす
通常会社員の給与は、税金などでたくさんのお金が差し引かれています。
この差し引かれた、手取りの給与で生活していく必要があります。
当然、総額支給ではこんなにもらえてるのになー、と思ってもこれ以上に差し引かれる額が減るわけではありません。
当然ですが、差し引かれた中だけでの給与のみで暮らして行けるということは、そこから更に自動的に差し引かれても暮らしていけるはずです。
例えば、手取り金額が30万の場合、3万円は投資に回します。
そして、残りの27万円から生活費などをまかないます。
3万円であれば、あと3000円くらい頑張れば、つみたてNISAで満額積立可能です。
つみたてNISAの場合は、現金化した場合の税負担が少ないので積極的に使うべき制度と言えます。
ミニマリスト的発想
生活資金でコストのかかるものは、家賃です。
当然、一人暮らしの場合は全額自分で支払う必要が生じます。
そこで贅沢に大きめの部屋を借りてしまうと、家賃も高額になります。
ミニマリスト的な発想の場合、モノはほとんど不要ですので、1Kとか1Rなどでも十分贅沢な生活が可能になります。
服も最小限にします。
本は電子書籍か、裁断してスキャンします。
写真なども同じく、スキャンします。
例え1部屋しか無くても、使うべきところにはお金を使います。
例えば、ドラム式洗濯乾燥機です。
これは洗濯の手間を大幅に減らしてくれますので、一人暮らしでも導入を検討すべき代表的家電と言えます。
他には、ロボット型掃除機です。
モノが少なくなれば、ロボット掃除機でも掃除がしやすくなります。
1部屋しかない場合は、安価なロボット掃除機でも十分良い仕事をしてくれるはずです。
他には、自炊の程度にもよりますが、食洗機でしょうか。
冷蔵庫も、小さめの冷蔵庫で基本的には十分なはずです。
テレビも不要で、パソコンと外部モニターがあれば十分です。
テレビの多くは、雑音(ノイズ)にしかなりません。
ミニマリスト的生活では、不要なモノを買わなくなりますし、吟味して購入することができるようになりますので、必然的に無駄な買い物が減ります。
個人的反省点としては、ほしいと思ったら24時間は寝かせたほうが良いです。
その場で即決したものは、大抵使わなくなります。
投資
具体的には、楽天証券講座を作ります。
その前に、楽天銀行と楽天カードを作ります。
そして、楽天証券でつみたてNISAをカード引き落としで行います。
給与の振り込み先も、楽天銀行にします。
社会人になったらまずやることは、これです。
何もしなくても、お金が自由に増殖していくシステムを構築することが大事になります。
最近では、楽天グループの恩恵はだいぶ改悪されているとされています。
そのため、証券口座はSBI証券のほうが良いかもしれません。
個人的には、両方使っています。
つみたてNISAを経て、投資の基礎を学びつつ、余裕ができればiDeCoを行っても良いでしょう。
まとめ
- 自分の体を使ったお金の稼ぎ方以外の方法を考える
- 闇雲な超勤や夜勤は、精神的にも肉体的にも、組織運営の観点からも良くないのでやめるべき
- 肉体労働からの脱却を図り、お金が自己増殖する仕組みに乗っかるべき
- その仕組に気づけば、節税など興味を広げていこう